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シールのきれいな剥がし方は?跡を残さない方法や注意点を徹底解説

 

シールを貼っていた部分に残った跡が取れずに、お悩みの方も多いのではないでしょうか?「跡が残るかもしれない」と思うと、シールを剥がすのも躊躇してしまいますよね。そこで本記事では、シールのきれいなはがし方や剥がす際の注意点などを紹介します。

この記事を読むための時間:5分

シールのきれいな剥がし方

ここでは、シールのきれいな剥がし方を紹介します。シールの跡が残ると剥がすのが大変なので、正しい剥がし方をしっかりマスターしておきましょう。

ゆっくりと剥がす

シールを急いで剥がそうとすると、上部の印刷部分のみが剥がれて粘着剤の部分が残ります。そのため、粘着剤が残らないように端の方から丁寧に剥がしてください。

シール剥がし剤を使う

専用の薬剤が含まれたシール剥がし剤を使用すると、強力な粘着力のシールもきれいに剥がすことができます。コーティング加工の施されているシールや大判タイプのものは薬剤が浸透しにくいため、カッターなどで表面に傷をつけてから塗布してください。きれいに剥がしきれずに粘着剤が残った場合は、シール剥がし剤を再度吹きかけてきれいに拭き取りましょう。

水で濡らす

粘着剤の粘着力は、水で濡らしてしばらく置くことで弱まります。霧吹きを使用して水を吹きかけ、上からラップを貼り付けて30分ほど放置しましょう。水に入れられる場合は、直接水に浸けるのも効果的です。ただし耐水性加工の施されたシールには効果が出にくいため、別の方法を試してみましょう。

ドライヤーで温める

粘着剤が高温に弱いという性質を活かして、剥がす方法です。ドライヤーの温風をシールに数十秒当てると、シールが剥がれやすくなります。温度が下がると粘着剤が再び硬化するため、暖かいうちに剥がしてください。

ヘラを使用する

手でシールを剥がすと、シール表面のみをつまんでしまい、粘着剤が残ることがあります。粘着剤ごと落としたければ、ヘラを使用しましょう。ただし、デリケートな素材の場合には傷をつけてしまう場合もあるため、注意してください。

早めに剥がす

シールをきれいに剥がすために大切なポイントが、できるだけ早く剥がすということです粘着剤は時間が経過するにつれて紫外線や温度の影響を受け、粘着度が増してしまいます。時間が経つほど剥がれにくくなるため、できるだけ早く対処しましょう。

シール剥がしに失敗したときの裏技

ここからは、シールはがしに失敗したときの対策を紹介します。粘着剤のみ残ってしまった場合には、ぜひこの方法を試してみてください。

食器用中性洗剤を使う方法

食器用中性洗剤には、界面活性剤が含まれているものがほとんどです。界面活性剤は、シールに水を浸透させる性質があるため、粘着力を弱めることができます。粘着剤が残っている部分に中性洗剤を塗り、上からラップを貼り付けて15分ほど放置しましょう。

 

界面活性剤がしっかりと染み込んだら、ラップを外して優しくこすってください。手軽に試せる方法ですが、紙製品や木材などの、洗剤成分・水分に弱い素材には使用することができません。

除光液を使う方法

除光液に含まれる有機溶剤には、粘着剤を溶かす性質があります。シールの跡が気になる部分に、ティッシュやコットンなどを使って除光液を塗りましょう。10分ほど放置してから、慎重に剥がしてください。ただし、木製の家具や樹脂製のおもちゃ・食器類に使用すると、変色したり溶けたりする原因となるため注意が必要です。

セスキ炭酸ソーダを使う方法

セスキ炭酸ソーダとは、非常に高い洗浄力を持つアルカリ性の洗剤です。シールの粘着部分は酸性なので、中和により剥がしやすくできます。水で100倍に薄めたセスキ炭酸ソーダを、スプレーボトルに入れてまんべんなく吹きかけましょう。全体が湿ったら、ラップを貼り付けて10分ほど放置してください。プラスチックや木製の製品に使用するとダメージを与える恐れがあるため、十分注意しましょう。

メラニンスポンジ・消しゴムを使う方法

洗剤やセスキ炭酸ソーダなどの液体類が使用できない場所には、メラニンスポンジや消しゴムを使ってみてください。メラニンスポンジを使用する場合は、水に浸して軽くこするだけで、粘着剤を除去することができます。

 

消しゴムは、そのまま擦るだけなので手軽な手段ですが、粘着剤が余計に広がってしまうこともあるため、まずは少しずつ試してみてください。どちらも摩擦の力を使って落とす方法なので、コーティングや塗装などが剥がれないように注意しましょう。

ハンドクリームを使う方法

ハンドクリームには、油分が豊富に含まれています。ハンドクリームをシール跡の部分に塗ってしばらく放置すると、粘着剤が浮いて剥がれやすくなります。ただし油分が少ないタイプのハンドクリームでは効果が薄いため、サラサラしたタイプの製品は避けましょう。

 

また、白木や無垢材などにハンドクリームを塗ったり、放置時間が長すぎたりすると、シミになる可能性があるため注意してください。ハンドクリームを使うと、粘着部分が滑って剥がしにくい場合があります。素手で剥がすのが難しければ、ヘラを利用しましょう。

セロハンテープやガムテープを使う方法

シールや粘着剤の跡よりも、セロハンテープやガムテープの粘着力の方が強力です。そのため、ガムテープ等をシールにくっつけることで剥がせる場合があります。できるだけ粘着力が強力なもので試してみてください。

シールを剥がす際の注意点

ポイントと書かれたノート

 

ここからは、シールを剥がす際の注意点を紹介します。安全な方法を取るためにも、ぜひ最後までご覧ください。

シール剥がし剤は慎重に使う

シール剥がし剤を使用すると高い効果を得られますが、それは含まれる成分が強力であることを意味します。素材によっては大きなダメージを受ける可能性があるため、初めて使用する場合は目立たない場所でテストしてください。また、使用したい場所の素材がシール剥がし剤に対応しているか、商品の説明書をしっかりチェックしましょう。

有機溶剤を吸い込まない

市販のシール剥がし剤や除光液には、有機溶剤系の成分が使用されている場合があります。有機溶剤系の成分が作用することで、粘着剤を溶かせるのですが、人間が吸い込むと気分が悪くなったり、頭痛を引き起こしたりする危険があります。使用する場合には、揮発成分を吸い込まないように、窓を開けて換気をしましょう。マスクを装着するのも有効な方法です。

剥がしやすいシール素材・剥がしにくいシール素材

シールは、素材によって剥がれやすさが異なります。ここからは、剥がしやすいシールの素材と、剥がしにくいシールの素材をそれぞれ見ていきましょう。

剥がしやすいシール素材

剥がしやすいシールの素材は、以下の通りです。破れにくい素材が使用されています。

 

  • PET素材
  • フィルム素材
  • 合成紙ユポ
  • 塩ビ素材

剥がしにくいシール素材

剥がしにくいシールの素材は、以下の通りです。これらの素材は紙製であるため、強度が粘着剤に負けて破れやすい傾向があります。

 

  • ミラーコートタック紙
  • マットタック紙
  • アートタック紙
  • 上質紙
  • クラフト紙
  • 和紙
  • ホイル紙

シールの性質を知って、きれいに剥がそう!

本記事では、シールのきれいな剥がし方や、跡が残った場合の対処法をお伝えしました。シール跡が残ると嫌な気持ちになるものですが、粘着剤の性質を正しく理解すれば、きれいに剥がすことができます。シールの剥がし方に迷ったら、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

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