ラミネートフィルムでプロ並みの仕上がり!美しいラミネート加工のコツと注意点
印刷物への糊付き透明ラミネート作業
印刷物に透明ラミネートを施す作業は、印刷物の保護や耐久性を高める上で有効な手段です。しかし、適切な方法で行わないと、仕上がりが悪くなったり、作業効率が低下したりする可能性があります。ここでは、一般的な作業方法と注意点を解説します。
1. 準備するもの
- スキージー(手作業)
- ラミネートフィルム
- カッターマット
- 定規
- カッターナイフ
- ハサミ
- クリーニングクロス
- ホコリ取りシート
2. 作業手順
- 印刷物の確認: 印刷物に汚れやシワがないか確認します。
- ラミネートフィルムのカット: 印刷物と同じサイズにラミネートフィルムをカットします。※離型紙にスリットが入っていると作業がし易い。
- フィルムの貼り付け: ラミネートフィルムのセパレーター側のスリット部分(10mm程度)を剥がし、糊が付いている面を下にして、印刷物の上に重ねます。
- ラミネート: 糊が着いている10mmの部分を印刷物に貼り、印刷物をセロテープなどで固定して、残りのセパレターを剥がしながら、ラミネートフィルム側をスキージーでなぞり、丁寧に空気を脱いていきます。
- 余白のカット: その後、余分な部分があれば、カッターマットの上で定規をあて、カッターナイフで余分な部分をカットします。
3. 注意点
- ラミネートフィルムの種類: ラミネートフィルムには、光沢、マット、エンボスなど様々な種類があります。印刷物の種類や用途に合わせて適切なフィルムを選びましょう。
- ホコリ: ラミネート作業中は、ホコリが付着しないように注意が必要です。作業スペースを清潔に保ち、印刷物やフィルムにホコリが付着している場合は、クリーニングクロスやホコリ取りシートで取り除きます。
- 気泡: ラミネートフィルムと印刷物の間に気泡が入ると、仕上がりが悪くなります。フィルムを貼る際に、空気を抜きながら丁寧に貼り付けましょう。
4. その他
- コーナーの丸め: 角を丸めたい場合は、専用のコーナーカッターを使用します。
- 特殊な印刷物: 厚紙や布など、通常のラミネートフィルムでは対応できない印刷物には、専用のラミネートフィルムや方法が必要です。
A3サイズのラミネートも裏スリット入で作ってみましたので、お試し下さい!!
【商品仕様】印刷物の上からラミネートする裏スリット入り透明フィルムになります。■サイズ:A4サイズ(210×297mm) ■材質:OPP透明フィルム/強粘着タイプ/セパレーター(白) ■厚み: 0.040mm 【従来商品との比較】従来の商品と比較して、屋外での利用もしやすいよう、耐候性や耐水性を大幅に向上させています。また、白台紙にスリットが入っており、めくって折り曲げて貼る必要がないので、白台紙上の部分のみ剥がし、被着体に簡単に位置固定して貼ることができます。 【耐候性と耐水性】耐候性を大幅に向上…
- 1,499円 [税込]
■【商品仕様】印刷物の上からラミネートする裏スリット入り透明フィルムになります。 ■サイズ:A3サイズ(297×420mm) ■材質:OPP透明フィルム/強粘着タイプ/セパレーター(白) ■厚み: 0.040mm
まとめ
印刷物に糊付きの透明ラミネートを施す作業は、一見簡単に見えますが、仕上がりの品質に大きく影響する繊細な作業です。上記の注意点を守り、丁寧に作業を行うことで、美しい仕上がりを実現できます。